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freee vs マネーフォワード vs 弥生 徹底比較

会計・税務
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「個人事業主として開業したけれど、確定申告の準備をどう進めればいいかわからない」「freeeとマネーフォワード、弥生のどれを選べばいいの?」――こうした悩みを抱えている方は、本当に多いです。私自身、中小企業診断士として日々さまざまな起業家・経営者のご相談をお受けする中で、会計ソフト選びは「最初にぶつかる壁」のひとつだと感じています。

本記事では、クラウド会計ソフト御三家とも言える freee会計/マネーフォワード クラウド確定申告/やよいの青色申告 オンライン の3製品を、中小企業診断士・応用情報技術者の視点から徹底比較しました。それぞれのメリットだけでなく、デメリットも正直に書いています。読み終えるころには、ご自身のビジネス規模や経理スキルに合った1本が見えてくるはずです。


  1. クラウド会計ソフト選びで失敗しないための3つのポイント
    1. ポイント1:自分の経理スキルに合っているか
    2. ポイント2:銀行・クレジットカード・ECサイトとの連携範囲
    3. ポイント3:将来の事業規模・税理士との連携
  2. おすすめ会計ソフト3社一覧(比較表)
  3. freee会計の詳細レビュー
    1. freeeのメリット
    2. freeeのデメリット
    3. freeeはこんな方におすすめ
    4. freee会計
  4. マネーフォワード クラウド確定申告の詳細レビュー
    1. マネーフォワードのメリット
    2. マネーフォワードのデメリット
    3. マネーフォワードはこんな方におすすめ
    4. マネーフォワード クラウド確定申告
  5. やよいの青色申告 オンラインの詳細レビュー
    1. 弥生のメリット
    2. 弥生のデメリット
    3. 弥生はこんな方におすすめ
    4. やよいの青色申告 オンライン
  6. 結論:あなたに最適な会計ソフトはこれ
    1. タイプA:これから開業する初心者 → freee
    2. タイプB:法人化・事業拡大を見据える成長志向の方 → マネーフォワード
    3. タイプC:コスト最重視・顧問税理士志望の方 → 弥生
  7. よくある質問 FAQ
    1. Q1. 会計ソフトはエクセル管理ではダメですか?
    2. Q2. 途中で会計ソフトを乗り換えることはできますか?
    3. Q3. インボイス制度・電子帳簿保存法には対応していますか?
    4. Q4. スマホだけで確定申告は完結しますか?
    5. Q5. 法人成りしたら、どのソフトでも対応できますか?
  8. まとめ
    1. 大分で起業するなら:ユナイテッドシェア大分

クラウド会計ソフト選びで失敗しないための3つのポイント

まずは結論から。会計ソフトは「とりあえず有名なやつ」で選ぶと、後から乗り換えコストで痛い目を見ます。私が経営相談の現場でお伝えしている、選定時の3つのポイントをご紹介します。

ポイント1:自分の経理スキルに合っているか

会計ソフトには「簿記の知識がなくても感覚で使えるタイプ」と「簿記の知識がある程度ある人向けのタイプ」があります。前者の代表が freee、後者の代表が 弥生です。マネーフォワードはちょうど中間に位置するイメージです。

簿記がまったくわからない方が伝統的な会計ソフトを使うと、勘定科目の選び方でつまずいてしまうことがあります。逆に、すでに簿記2級程度の知識がある方が freee のような自動仕訳特化型を使うと、「自分のやりたい仕訳ができない」とストレスを感じるケースも。

ポイント2:銀行・クレジットカード・ECサイトとの連携範囲

クラウド会計ソフトの最大のメリットは「明細の自動取得」です。ただし、対応している金融機関やサービスは製品によって微妙に異なります。たとえば地方銀行やネットショップ、決済代行サービスなど、自分が使っているサービスがしっかり連携対象になっているかは、契約前に必ず確認しておきましょう。

ポイント3:将来の事業規模・税理士との連携

「今は個人事業主だけど、将来法人化したい」という方は、法人版へのアップグレード経路もチェックすべきです。また、顧問税理士に依頼する予定がある方は、その税理士事務所がどのソフトに対応しているかも重要な判断材料になります。私の体感では、税理士事務所での対応率は 弥生>マネーフォワード>freee の順で高い印象です。


おすすめ会計ソフト3社一覧(比較表)

それでは、実際に3製品を一覧で比較してみましょう。料金は2026年6月時点の公式情報をベースにしていますが、キャンペーン等で変動する可能性があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

項目 freee会計 マネーフォワード クラウド確定申告 やよいの青色申告 オンライン
評価 ⭐ 4.5 ⭐ 4.4 ⭐ 4.3
月額料金(〜) 1,518円 1,408円 無料プランあり
おすすめの方 簿記の知識がない初心者 副業から事業拡大を見据える方 コストを抑えつつ確実に始めたい方
公式サイト freee会計 マネーフォワード クラウド確定申告 やよいの青色申告 オンライン

ざっくり言うと、初心者にやさしいfreee/中堅向けのマネーフォワード/コスパと安心感の弥生、というポジショニングです。次の章から、それぞれの詳細レビューに入っていきます。


freee会計の詳細レビュー

freee会計は、「簿記がわからなくても確定申告ができる」をコンセプトに、家計簿に近い感覚で経理ができるよう設計されたクラウド会計ソフトです。質問に答えていくだけで仕訳が完成する独自のUIが大きな特徴で、これまでに数多くの個人事業主・スタートアップが導入しています。

freeeのメリット

1つ目は、徹底した初心者目線のUI/UXです。 「これは収入?支出?」「事業に関係ある?プライベート?」といった質問に答えるだけで仕訳が完成するため、簿記の知識がなくてもスタートできます。私が支援している創業初年度の方にも、freeeを案内するケースは多いです。

2つ目は、確定申告書類の作成までワンストップで完結する点です。 確定申告書B、青色申告決算書、消費税の申告書まで、freeeの画面上で完結します。郵送・e-Tax提出にも対応しており、税務署に行く必要がありません。

3つ目は、開業届・法人設立サービスとの連携です。 「freee開業」「freee会社設立」といった無料サービスから、そのまま会計データに引き継げる導線が非常にスムーズです。これから開業する方には大きなメリットでしょう。

freeeのデメリット

正直に書きますが、freeeにも弱点はあります。最大のデメリットは 「複式簿記の常識と異なる独自UIで、簿記経験者には逆に使いにくい」 ことです。私自身、最初に触ったときは「借方・貸方が見えにくい」と戸惑いました。また、料金プランは他社と比べてやや高めで、頻繁な仕訳修正に向かない作りでもあります。さらに、税理士事務所での対応率がまだ高いとは言えず、顧問税理士をつける際にソフト指定の制約を受ける可能性があります。

freeeはこんな方におすすめ

  • 簿記の知識がほぼゼロで、これから開業する個人事業主
  • 経理にかける時間を最小化したいフリーランス
  • 開業届の提出からそのまま会計データを連携したい方

freee会計

⭐ 4.5/5.0 / 月額: 1,518円〜

クラウド会計ソフトの代表格。確定申告から請求書発行まで一気通貫で対応。

  • 銀行口座・クレジットカード連携で自動仕訳
  • スマホアプリで領収書撮影→自動入力
  • 確定申告書類を自動作成

おすすめの方:簿記の知識がない初心者

freee会計の公式サイトを見る


マネーフォワード クラウド確定申告の詳細レビュー

マネーフォワード クラウド確定申告は、家計簿アプリで知名度の高いマネーフォワードが提供する個人事業主向け会計ソフトです。同社の「クラウド会計(法人向け)」「クラウド請求書」「クラウド給与」などとシームレスに連携でき、事業の成長フェーズに合わせてサービスを追加していける柔軟性が魅力です。

マネーフォワードのメリット

1つ目は、圧倒的な金融機関・サービス連携数です。 銀行・クレジットカード・電子マネー・ECサイト・決済サービスなど、連携対応数は業界トップクラス。地方銀行や信用金庫の対応も比較的手厚く、私が支援している大分県内の経営者の方々にも、地銀連携で困ったケースは少ない印象です。

2つ目は、法人化・事業拡大時の拡張性です。 個人事業主向け「クラウド確定申告」から、法人向け「クラウド会計」へのデータ移行がスムーズです。請求書・経費精算・給与計算など、関連クラウドサービスを「マネーフォワード ビジネス」として統一的に使えるため、事業が大きくなったあとも乗り換えなしで運用できます。

3つ目は、簿記の基本ルールに沿った素直な作りです。 freeeほど独自色は強くなく、簿記2〜3級レベルの知識がある方なら直感的に操作できます。税理士事務所での導入率もそこそこ高く、顧問契約の選択肢が広がります。

マネーフォワードのデメリット

デメリットとしては、完全な簿記初心者にとっては、freeeより学習コストが高い 点が挙げられます。勘定科目の選択や仕訳パターンの理解がある程度必要で、「家計簿の延長」という感覚では使いこなせません。また、画面構成がやや情報量多めで、はじめての方は最初に圧倒されるかもしれません。料金体系もプラン毎の差が大きく、必要機能を見極めずに上位プランを選ぶと割高に感じる可能性があります。

マネーフォワードはこんな方におすすめ

  • 簿記の基礎知識はある(または今後勉強する意思がある)個人事業主
  • 将来的に法人化、または事業の多角化を視野に入れている方
  • 複数の銀行・サービスを使っていて、明細連携を重視したい方

マネーフォワード クラウド確定申告

⭐ 4.4/5.0 / 月額: 1,408円〜

銀行・カード連携の自動取得に強み。仕訳の精度が高い。

  • 連携先サービス数が業界最多クラス
  • 自動仕訳の精度が高い
  • 法人向けプランへの移行もスムーズ

おすすめの方:副業から事業拡大を見据える方

マネーフォワード クラウド確定申告の公式サイトを見る


やよいの青色申告 オンラインの詳細レビュー

やよいの青色申告 オンラインは、日本の会計ソフト市場で長年シェアトップを走り続けてきた「弥生会計」のクラウド版・個人事業主特化エディションです。デスクトップ版から続く長年の信頼と、税理士事務所との圧倒的な互換性が大きな強みです。

弥生のメリット

1つ目は、なんといっても初年度無料(セルフプラン)というコストパフォーマンスです。 クラウド会計ソフトの中では群を抜いて始めやすく、「とりあえず青色申告したい」というニーズに見事に応えています。2年目以降も他社と比べてリーズナブルな料金設定です。

2つ目は、税理士事務所での対応率の高さです。 弥生シリーズは長年にわたり全国の税理士事務所で使われてきた「業界標準」と言える存在で、顧問契約を結ぶ際に「ソフトはどれをお使いですか?」と聞かれて「弥生です」と答えれば、まず断られることはありません。

3つ目は、サポート体制の充実です。 電話・メール・チャットでのサポートに加え、「業務相談」「仕訳相談」など実務的な相談にも対応するプランが用意されています。はじめて確定申告に挑む方にとっては大きな安心材料です。

弥生のデメリット

弥生にも弱点はあります。最も大きいのは、UIがクラウドネイティブとして見るとやや古めかしい印象である 点です。freeeやマネーフォワードに比べると、操作感は伝統的な会計ソフトに近く、スマホアプリでの仕訳入力など、モバイル体験はそこまで強くありません。また、銀行・サービス連携数はマネーフォワードに比べるとやや少なく、最新の決済サービスへの対応が遅れることもあります。「クラウドの先進性」を求める方には物足りなく感じるかもしれません。

弥生はこんな方におすすめ

  • 「とにかくコストを抑えて青色申告したい」フリーランス
  • 顧問税理士をつける予定、または今後つけたい個人事業主
  • パソコンでの作業が中心で、しっかりしたサポートを受けたい方

やよいの青色申告 オンライン

⭐ 4.3/5.0 / 月額: 無料プランあり

老舗会計ソフト「弥生」のクラウド版。初年度無料プランが魅力。

  • 初年度無料で試せる
  • サポート体制が充実
  • 操作が直感的でわかりやすい

おすすめの方:コストを抑えつつ確実に始めたい方

やよいの青色申告 オンラインの公式サイトを見る


結論:あなたに最適な会計ソフトはこれ

ここまで3製品を見てきましたが、「結局どれがいいの?」という方のために、読者タイプ別のおすすめを整理します。あくまで個人的な見解ですが、参考にしてください。

タイプA:これから開業する初心者 → freee

「簿記?聞いたこともない」「数字が苦手」という方には、私の場合は freee をおすすめしています。質問に答えるだけで仕訳ができるUIは、本当に革命的です。開業届の提出からシームレスに会計データを引き継げる点も大きな魅力です。

タイプB:法人化・事業拡大を見据える成長志向の方 → マネーフォワード

「今は個人事業主だけど、いずれ法人化したい」「請求書発行や経費精算も一元化したい」という方には、マネーフォワード クラウドが有力候補です。同シリーズで事業成長のすべてをカバーできるため、ツール乗り換えのストレスが少なくて済みます。

タイプC:コスト最重視・顧問税理士志望の方 → 弥生

「とにかく安く始めたい」「将来は税理士さんにお願いする予定」という方には、弥生がフィットしやすいです。初年度無料という強烈なオファーと、税理士事務所での圧倒的な互換性は他社にはない武器です。

もちろん、これは絶対の正解ではありません。実際にどのソフトも無料体験版が用意されていますので、気になる製品を1〜2週間ほど触ってみて、ご自身の感覚で選ぶことを強くおすすめします。


よくある質問 FAQ

Q1. 会計ソフトはエクセル管理ではダメですか?

A. 売上規模が小さいうちはエクセルでも対応可能ですが、青色申告(65万円控除)を狙うなら、複式簿記と電子帳簿保存への対応が必要です。クラウド会計ソフトを使えば自動で要件を満たせますので、長期的にはソフト導入のほうがコスト効率が良いと考えます。

Q2. 途中で会計ソフトを乗り換えることはできますか?

A. 可能ですが、過去データの移行は手間がかかります。特に仕訳データのインポート形式が各社で異なるため、年度の途中での乗り換えはおすすめしません。乗り換えるなら、新しい会計年度の開始タイミングがベストです。

Q3. インボイス制度・電子帳簿保存法には対応していますか?

A. 3社とも対応しています。インボイス発行事業者の登録番号管理、適格請求書の作成・受領、電子取引データの保存など、法令対応は最低限クリアしています。ただし細かい運用は製品によって異なるため、自分の業務フローに合うかは要確認です。

Q4. スマホだけで確定申告は完結しますか?

A. 簡単な仕訳入力・レシート撮影はスマホアプリで可能ですが、最終的な申告書類のチェック・提出はパソコンで行うのが現実的です。特にe-Tax提出時のマイナンバーカード読み取りや、複数年データの確認はパソコン環境のほうがスムーズです。

Q5. 法人成りしたら、どのソフトでも対応できますか?

A. 3社とも法人版を提供しています。ただし、個人事業主版から法人版へのデータ移行のスムーズさは、製品によって差があります。私の経験ではマネーフォワードが比較的スムーズ、freeeも対応可能、弥生はやや手作業が増える印象です。


まとめ

クラウド会計ソフトは、もはや個人事業主・小規模法人にとって「あったほうがいい」ではなく「ないと不利」なツールです。freee・マネーフォワード・弥生の3製品はそれぞれ異なる強みを持っており、ご自身のビジネスフェーズ・経理スキル・将来のビジョンによってベストな選択は変わります。

迷ったときは、「初心者なら freee」「成長志向なら マネーフォワード」「コストと安心感なら 弥生」という大枠で考え、無料体験で実際に触ってみるのがおすすめです。最終的に時間を節約し、本業に集中できる選択を取りましょう。

まずは個人的に最も多くの起業家の方に案内している freee会計から、無料体験を始めてみてはいかがでしょうか。

freee会計の公式サイトを見る

なお、大分県内で起業をお考えの方は、創業支援特化型シェアオフィス「ユナイテッドシェア大分」もぜひご活用ください。中小企業診断士である運営者が、会計ソフト選びを含めた創業相談にも応じています。


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